先日R1200GSを久しぶりに走らすと、Fブレーキレバーの戻りが悪いことに気づく。
ブレーキランプ(とサーボ)のスイッチ切れてから、1cmくらい更に引かないとブレーキになってない。
ドッカンブレーキみたいな…
ってことで、エア抜きやらやってみるだよ
例によってタンク外さないとABS&サーボユニットに到達しないので、ばらしてく。
ブレーキ動作自体は問題なさそうだったので、コントロール側(レバーからユニットまで)のエア抜き実施~が、一回抜いたとこでレバーが戻らない(;・∀・)
プラハンでショック与えたりリザーバ開放・バンジョー緩めてもダメってーことで、マスターシリンダーあたりの可能性が浮上。バラすナリ
はい分解。
つか、いろいろやっても出てこなかったので水道ホースで水圧掛けてピストンを抜くことに。
ボディ・ピストン・カップとも傷や異物もなく特に問題なさそう。しかしグリスやメタルラバー駆使しても、一度入れたら水圧の刑を処さないと取り出せなくなってしまう…なんたら
プライマリだけにするとスムーズに動くので、セカンダリカップの膨張じゃね?って仮説を立て、ゴムを収縮させるには熱だべってことで
- ピストンごと2分ほど煮沸
- 冷水で締める(ここで入れてみたがあまり変わらず
- 冷凍庫で1晩冷やす(あれ?動くかも?
ちゃんと外に出てくるようになったので、スナップリング代わりのワッシャーを入れた状態で常温放置。
帰宅後も動きはスムーズなため、車両に取り付けエア抜き実施。
スイッチやらも取り付け、走行前段階ではいいカンジ。
本来シールキット交換できればいいんだろうけど、BMWはこの辺分解禁止でパーツもアッセンブリでしか出てこない。ちなみにレバー・タンク込みで5万くらいするらしい(-_-;)
BMWってよりOEM元のブレンボの方針らしく、ドゥカティ・アプリリアあたりも同じように悩んでるらしい話が海外forumにもちらほら…
まー下手に弄られて事故でも起こされちゃたまらんって建前らしいけど、カップくらいだしてくれてもいいのになーとかとか。
某aliなんとかに16mmのカップあったので試しに注文中。(2個で$10)
上手く行ったら追記とかするかもしないかも。